仙台での学生時代、大学の恩師成瀬教授から「仙台で生活をしていた証拠に仙台民謡、さんさ時雨と大漁唄いこみは是非覚えておいた方が良い」という訓示?があり、一生懸命覚えたのが民謡と関わりを持つきっかけとなりました。

 三重県に移り住み、会社での新入社員歓迎会で「道中伊勢音頭別れの歌」を聞き、これが伊勢音頭かと思い、何とか覚えたのが、伊勢音頭との出会いでした。

 当時は伊勢音頭すなわち道中伊勢音頭別れの歌と思っていましたので伊勢音頭を歌えと言われれば、すぐ別れの歌を歌っていました。

 機会があって全国伊勢音頭連絡協議会のメンバーになって初めて伊勢音頭とは、歴史を背景に多くの歌があることを知りました。

 また、その伊勢音頭が荷物にならないお土産として全国各地に持ち帰られ、各地の風土、風習にとけ込んで地元の歌として親しまれるようになったことを知り、ますますその深さに驚いた次第です。

 第5回を迎える里帰り伊勢音頭全国大会も、年々盛んになり、全国各地から参加される風土豊かな民謡を聴くにつれ、歴史の重みを感じ、伊勢音頭の持つ価値を改めて見直した次第です。

 これからも、全国各地から寄せられる情報をもとに民謡と伊勢音頭の関係を見極めたいと考えております。

全国伊勢音頭連絡協議会 会計 石原 貞夫



道中伊勢音頭 下 (別れの歌)

(前奏囃子入)
アーア ヨオーナーア
明日はおたちか ヨイ ヨイ 
お名残り惜しゆや アヨーイセーソーコセー
六軒茶屋まで送りませう アソレ
六軒茶屋のまがりとで アソレ
紅葉のやうな手をついて アソレ
糸より細い聲を出し アソレ
皆様左様なら御機嫌よろしう御静かに アソレ
また来春も来ておくれ アソレ
来春来るやら来ないやら、アソレ
姉さん 居るやら 居ないやら アソレ
これが別れの盃と アソレ
思へば涙が先にたつ アソレ
雨のナーア 十日も ヨーイ 御連中さんよ
降ればよい
ホンマカ彌長久(ヤートコセー)世怡彌成(ヨーイヤナ)
安樂樂(アアララ) 是者伊勢(コレハイセ)
そりゃ善所伊勢(ヨーイトコーセー)



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最終更新日 : 03/02/23